宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

40代です。有名人の訃報で大腸がんが心配になりました。検査は必要ですか?

A.

厚生労働省の人口動態統計(2024年確定数)では、年間約5万4000人が大腸がんで亡くなり、女性のがん死亡では部位別で最も多く、決して他人事ではありません。また、全国がん登録では2023年に年間約15万4000人が新たに診断され、男女合計で最多です。30代までの発症は少ないものの、40代から増え始めます。初期は自覚症状がほぼなく、血便があっても「ただの痔(じ)」と放置して発見が遅れる事例も少なくありません。しかし、がんのもとになる「ポリープ(腺腫)」を切除すれば、がん化をかなり防げます。まずは自治体の公費補助がある年1回の「便潜血検査」を受けましょう。さらに確実に調べるには、40代を迎えたら一度は医療機関で「大腸カメラ(内視鏡検査)」を受けることをおすすめします。

(2026年10月24日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

沼2丁目消化器内科・内科クリニック院長
平田 尚志先生

■プロフィール

広島大学医学部卒業
令和7年11月
沼2丁目消化器内科・内科クリニック開院
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
日本医師会認定産業医

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