宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

中学生の息子が、最近左の胸にしこりができたと言ってます。痛くもかゆくもないようですが、下着が擦れると気になるようです。何科を受診したらいいのか、教えてください。(44歳女性)

A.

年齢的には女性化乳房と思われます。乳輪の下の柔らかいしこりで、思春期にホルモンのバランスが崩れ、乳腺組織が増殖して、乳腺のふくらみと痛みや違和感を伴います。思春期ですから特別な治療をしなくても、自然にしこりや違和感は無くなると思われますが、痛みを感じる場合には痛み止めの薬を飲んでいただくこともあります。
女性化乳房症の原因は新生児期、思春期、50歳以降の年齢によるホルモンバランスの乱れであることのほかに、薬の副作用や病気などがあります。両側の場合もあります。
男女を問わず、胸のしこりに気が付かれたら、外科を受診してください。硬いしこりであれば、乳癌との見分けが大切で、超音波検査や細胞の検査が必要な場合があります。

(2026年8月22日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

やまもとクリニック院長
山本 光太郎先生
やまもとクリニック山本先生

■プロフィル

平成元年 山口大学医学部卒業
山口大学医学部消化器・腫瘍外科(旧第2外科)助手を経て、平成17年10月「やまもとクリニック」開院
日本医師会認定産業医

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