宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

毎日いろいろなことが心配で、常に疲れています。私の性格が心配性だからでしょうか?

A.

あれこれ心配しすぎて疲れる。それは性格のせいではないかもしれません。
日常のあらゆることに過剰な不安を感じ、毎日が生きづらくなる「全般性不安障害(GAD)」という病気があります。ただの心配性との違いは、特定の理由がないのに「最悪の事態」を想像し、心が休まらない点です。不安は心だけでなく、体にも現れます。慢性的な肩こり、頭痛、不眠、疲れやすさなどの不調は、体からのSOSサインです。
大切なのは「気にしすぎ」「心が弱い」と自分を責めないこと。あくまで脳の病気であり、神経伝達物質のバランスの乱れや、蓄積したストレスが原因だからです。
対策として、不安をノートに書きだして客観視するセルフケアや、ハーブティーなどで体を温めることが有効です。ただ、生活に支障が出るほど辛いときは、心療内科や精神科へ相談しましょう。正しい治療で、心穏やかな毎日を取り戻せます。

(2026年9月19日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

わたなべクリニック院長
渡邊 俊介先生
わたなべクリニック渡邊先生

■プロフィル

平成19年 山口大学医学部卒業 日本精神神経学会専門医・指導医 日本うつ病学会員 日本児童青年精神医学会員

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