宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

暑くなると食欲が落ちたり、下痢気味になることがよくあります。夏バテとは思いますが、家でできる対処法はありますか?また、どんな時に医療機関を受診したほうがよいか、教えてください。 (50代、女性)
 

A.

暑さで汗をかき、水分や電解質が失われるうえ、冷房や冷たい飲食で自律神経が乱れると、胃腸の働きが低下して食欲不振や下痢が起こりやすくなります。いわゆる夏バテです。対策としては、水分と塩分を補い、室内外の温度差を大きくしすぎず、睡眠をとり、食事はおかゆ、うどん、卵、豆腐、白身魚、鶏ささみなど消化のよい温かい物を少量ずつとりましょう。冷たい麺類だけで済ませないことも大切です。夏バテ以外の下痢の原因には、かぜなどの感染性胃腸炎のほか、鶏肉が原因食品として多いカンピロバクターによる食中毒も一定の割合で含まれます。そのため鶏肉の調理では、水洗いせず、他の食材に触れさせず、調理器具や手指を清潔に保ち、中心まで十分に加熱してください。かぜによる下痢は休養をとりつつ無理に食べず、水分補給を行います。症状が2〜3日続く、食事量が戻らない、だるさが長引く時は受診を。高齢者や持病のある方は早めの受診が安心です。

(2026年7月25日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

沼2丁目消化器内科・内科クリニック院長
平田 尚志先生

■プロフィール

広島大学医学部卒業
令和7年11月
沼2丁目消化器内科・内科クリニック開院
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
日本医師会産業医

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