宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

膝が腫れて、立ち上がる時に痛いです。何が原因でしょうか?

A.

膝が腫れている場合「水(関節液)が溜まっている」可能性があります。これは、膝の炎症やケガ、加齢による変形などが原因で起こります。
簡単に確認する方法として、膝を伸ばした状態で、膝のお皿を指で膝裏に向かって押してみましょう。押さえた時にお皿が沈み、指を離すと戻る感じがあれば、水が溜まっている可能性があります。ただし、正確な診断には医師の診察が必要です。
整形外科では、診察や超音波(エコー)検査、MRIで水が溜まっているか、原因が何かを調べます。必要に応じて、水を抜く処置を行いますが「水を抜くとくせになる」というのは誤解です。水が溜まるのは、膝の炎症が続いているからで、原因をしっかり治療すれば、繰り返し溜まることはありません。
治療としては、原因に応じて処方やヒアルロン酸注射、リハビリテーションを組み合わせて治療を行います。変形性膝関節症の場合、最近保険適応になったクーリーフという治療や、人工関節などの手術をお勧めすることもあります。
膝の腫れや痛みが続く場合は、我慢せずに整形外科を受診しましょう。早めに治療することで、膝を健康に保つことができます。

(2025年4月4日 サンデーうべ・ワイド掲載)

瀬戸整形外科クリニック院長
瀬戸 信一朗先生

■プロフィール

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本リハビリテーション学会専門医
日本手外科学会専門医
日本プライマリ・ケア学会認定医

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