宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

5年前(70歳)に通知が来たので肺炎球菌の予防接種をしました。5年後(75歳)に通知が来ると思っていたのですが、はがきが来ません。同級生でも、はがきの来ている人と来ていない人がいます。どうなっているのですが、教えてください。

A.

 成人用肺炎球菌の予防接種は平成26年10月1日から予防接種法に基づく定期予防接種として追加されました。特例措置で、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳又は100歳になる年度の4月1日から翌年3月31日までの間に生まれた方が定期接種の対象になります。接種回数は1回と決まっているので、あなたのように年齢は対象でも、これまでに接種した方には通知は来ませんし、はがきが来た同級生の人は70歳のときに接種されていないということです。
 対象ではないあなたですが、接種を受けられることをお勧めします。肺炎は日本人の死因の第3位であり、高齢になるほどその割合が増えます。肺炎の原因菌で一番多いのが肺炎球菌です。このワクチンを接種しておくと、肺炎球菌による肺炎の予防や、万一かかっても軽い症状ですむ効果が期待されます。なお、定期予防接種は自己負担額2850円ですが、定期予防接種でない場合は医療機関によって費用が異なります。
 5年に1度、肺炎球菌ワクチンを接種されるのが望ましいので、かかりつけ医にご相談されてはいかがでしょうか。

(2022年2月26日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

やまもとクリニック院長
山本 光太郎先生
やまもとクリニック山本先生

■プロフィル

平成元年 山口大学医学部卒業
山口大学医学部消化器・腫瘍外科(旧第2外科)助手を経て、平成17年10月「やまもとクリニック」開院
日本医師会認定産業医

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