宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

10月にA型インフルエンザにかかりました。それでもインフルエンザ予防接種を受けたほうがよいですか、教えてください。(36歳男性)

A.

 最近のインフルエンザはA型2種類、B型1種類が流行します。昨年は例年になくB型が早く流行し、患者数も多かったのです。今年の流行を予測するのは不可能ですが、一度A型インフルエンザにかかったからといって、今シーズンはもうインフルエンザにかからないということはありません。かかったのとは違う型の予防のためにも、インフルエンザワクチンを接種された方がよいと思います。できれば、遅くとも12月中旬までに接種して頂きたいと思います。
 しかし、ワクチン接種で完全にインフルエンザ感染を予防することはできません。予防接種をしたうえで、マスクの着用、うがい・手洗いの励行などの予防をしっかりしてください。
これから寒くなるとインフルエンザが流行する季節です。インフルエンザにかからないように注意されてください。

(2018年11月14日 サンデーうべ掲載)

やまもとクリニック院長
山本 光太郎先生
やまもとクリニック山本先生

■プロフィル

平成元年 山口大学医学部卒業
山口大学医学部消化器・腫瘍外科(旧第2外科)助手を経て、平成17年10月「やまもとクリニック」開院
日本医師会認定産業医

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