宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

会社の後輩に宇部市より風しんクーポン券が届いたらしく、聞けば私も対象年齢ですが、私には来ていませんがどうしてですか?また、この制度で風しんの抗体検査・予防接種を受けるにはどうしたらよいですか?(56歳、男性)

A.

 令和元年度は国の指針により、平成31年4月19日現在「宇部市に住民票がある昭和47年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた方」に対してクーポン券が送付されましたので、56歳のあなたには届いていません。
 ご指摘のとおり、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性が対象です。この対象の方は公的な風しん予防接種を受ける機会がなく、抗体保有率が他の世代に比べて低いため、風しんの追加的対策として、令和4年3月31日までの期間に限り、風しんの抗体検査・予防接種を無料で受けられることになりました。
 あなたのように、昭和37年4月2日から昭和47年4月1日までに生まれた男性で、クーポン券の送付を希望される方は、宇部市保健センター(0836-31-1777)にご連絡してください。約一週間程度で郵送されてきます。

(2019年8月4日 サンデーうべ掲載)

やまもとクリニック院長
山本 光太郎先生
やまもとクリニック山本先生

■プロフィル

平成元年 山口大学医学部卒業
山口大学医学部消化器・腫瘍外科(旧第2外科)助手を経て、平成17年10月「やまもとクリニック」開院
日本医師会認定産業医

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