宇部市・山陽小野田市・山口市の「このまち医療ガイド」

医療相談Q&A こんな症状には
どうすればいい?

先生に教えて欲しい様々な質問に、わたしたちの街のドクターが答えます!
サンデー各紙で掲載中の「医療相談Q&A」「先生おしえて!!」の記事を掲載しています。
※このコーナーは、よくある病気や症状について専門医の立場から解説していただくもので、読者からの相談を受けて回答するものではありません。

Q.

冷え性のため湯たんぽを愛用しています。起きたら、ふくらはぎが赤くなって、少し痛みがあります。湯たんぽでの初めてのやけどですが、赤みがあるぐらいなので、市販の軟膏を塗って、様子を見ていいですか。(67歳女性)
 

A.

見た目は軽傷でも、実は重症かもしれません。皮膚科や、やけどの治療に対応する外科など医療機関を受診されてください。
約44℃でも6時間以上の接触をしていると、皮ふに治らない変化がおきます。このようなやけどを「低温やけど」といいます。温度が低いと、熱による障害がゆっくりと深く進んでいきます。ちょっとしたやけどと思っていたら、日が経つにつれ、悪化していきます。医療機関できちんとした治療を受けていても、悪くなっていき、皮膚移植が必要なことがあります。足に多く起こります。原因としては、こたつやホットカーペット、節電やエコ志向で使用が増えている湯たんぽやカイロなどがあります。スマートフォンも注意が必要です。
低温やけどは深いところまで熱が伝わっているため、時間の経過とともに重症となります。今の見た目で軽症と判断せずに、一度医療機関を早めに受診しましょう。

(2026年2月28日 サンデー宇部・山陽小野田掲載)

やまもとクリニック院長
山本 光太郎先生
やまもとクリニック山本先生

■プロフィル

平成元年に山口大学医学部卒業
山口大学医学部消化器・腫瘍外科(第2外科)助手を経て、平成17年10月「やまもとクリニック」開院

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