精神科全般（統合失調症、感情障害、ストレス関連、認知症、アルコール関連疾患など）の診療を行なっています。
認知症では、主症状及び周辺症状に対して心理・社会的リハビリテーションを中心とした治療を医師・コメディカルなどのチームで取り組んでいます。
その他、精神科救急、市町村職員組合の「メンタルヘルス相談事業」も行なっています。

1964年に開設し、1988年全面建替えしました。「誠実」「尊厳」「和」を基本理念に揚げ、地域に開かれた病院として、患者様の社会復帰を支援しています。
疾患の再発、再燃を予防するために専門職による訪問看護や社会生活技能訓練なども実施しています。医師は精神科専門医はもとより、内科医により、合併症の予防・治療にも力を注いでいます。

中庭と病棟

患者様待合室

外来は落ち着いた雰囲気の診察室で、患者様の緊張をやわらげ、病棟は男子、女子、高齢者に分かれた164床の病院で、運動場、卓球場、院内作業場なども併設しています。
近くには家族会による小規模作業所もあり、精神障害者のグループホームを敷地内に近日オープンする予定になっています。

明るく清潔な環境の中で患者様一人一人に対する治療看護はどのようであればいいか、どのような支援のありかたが良いか、全人的医療が求められる精神科医療の臨床の場において、私たちはチーム医療の重要性を考え、実践しています。 今後、更に診療の充実と看護の質の向上に努め、患者様の社会復帰を支援していきたいと考えています。

御馬舎宏道　院長

山口大学医学部卒。同大学で臨床研究後、医学博士を取得。1967年病院長就任。
精神科専門医。精神保健指定医。
県精神医療審査会会長、山口県精神病院協会会長などを歴任、現在、県精神障害者介護審査委員の任にあたる。